- 2009年2月19日 10:33
- 野球
WBC日本代表の宮崎は、まさにイチロー一色。侍ジャパンの中で、絶大な影響力を誇るマリナーズ・イチロー外野手(35)は、いよいよ日本代表の練習時間短縮にまで乗り出す構えだ。
「これじゃ、IWBC(Ichiro'S ワールド・ベースボール・クラシック=イチローのWBC)と呼んだ方がいい」。そんな軽口が報道陣の間で飛び交う。
合宿2日目の17日、サンマリンスタジアム宮崎には初日を上回る観客4万3000人が押し寄せ、イチローの定位置に近い右翼席はギッシリ、反対の左翼席はガラ~ン。観客の視線は、イチロー1人へ集中した。WBC東京ラウンド(3月5日開幕)を主催する読売グループの関係者は「東京ラウンドの前売りも、右翼席から埋まっています」と明かしている。
そのイチローはこの日、約5時間半の練習を終えると、「いやぁ、やはり(練習時間が)長い。今日は見る人も早い段階からダレていました」と皮肉まじりのコメント。わずか4時間で練習を終了した前日でさえ、「疲れちった」「守っている時間が長い」とボヤキまくりだった。
早朝から夜間練習まで野球漬けの日本の球団のキャンプに比べれば、日本代表の練習は実に短い。ところが、メジャーのキャンプはおおむね昼ごろには全体練習が終了し、あとは個人練習。
シーズン中も、メジャーは過酷なスケジュールと遠距離移動が付き物だけに、試合前の練習は軽めで場合によっては全く行われないことも。メジャー方式に慣れたイチローは、こんな長くて非能率的な練習はやってられねえ-という心境なのかもしれない。
「イチローはともかく、日本の球団の選手は、時間をかけて練習しないと体が思うように動かないという者が多いと思う」(代表関係者)という声もあるが、全体的には"イチローが白といえば白"のムード。イチローから「もっと練習時間を短くしましょうよ」と申し入れがあれば、首脳陣も検討しないわけにいかないだろう。
イチローとはほとんど面識のない、4番候補の横浜・村田は「イチローさんが僕以外の人と話しているときにも、聞き耳を立てています。練習中も解説者の方などといろんなことをしゃべっていらっしゃいますから、どういうことを考えて野球をやっているのかと...」とストーカー行為(?)をするほど、チーム内に"イチロー信者"は増えている。すべてがイチロー色に染まる日本代表合宿、いったいこの先どうなる?!
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