- 2009年2月 8日 14:44
- フィギュア
<4大陸フィギュア>真央、運強く...安全策選び逆転銅メダルより
◇フィギュアスケート・4大陸選手権第3日(6日、バンクーバーのパシフィック・コロシアム)
浅田真は運が強い。この日もジャンプの不調は続き、二つ失敗した。だが、ライバルたちも本調子ではなく、フリー1位でSP6位から浮上し逆転銅メダル。05年のシニア転向後20戦目で初めて表彰台を逃す危機を脱した。
2日前のSPの後も練習で復調の兆しが見えないまま迎えたフリー。ロシアにいるタチアナ・タラソワ・コーチの意見を踏まえ、本来2回跳ぶトリプルアクセル(3回転半)を1回にし、3-3回転連続ジャンプも3-2回転に自重する安全策を立てた。
「硬くなってしまった」という冒頭のトリプルアクセルは1回転半になったが、続くダブルアクセルをトリプルに変えて今度は成功。後半の3回転トーループが2回転になる凡ミスもあった。それでも「調子がよくない中では、よかったかな」と振り返る通り、崩れることなくまとめてメダルを呼び込んだ。
「1月半ばから調子が落ちた。不調の原因は分かっているが、秘密です」と浅田真。跳ぶタイミングをはかるためか、助走のスピードが欠けて勢いがなく、滑り自体にもスピード感や伸びやかさが失われている。
吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長は「調子が悪い中でまとめたのはいい経験」と収穫を強調するが、来月の世界選手権や来年のバンクーバー五輪に向け、不安が残る。そうそう何度も、運に頼るわけにはいかない。【来住哲司】
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