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高砂親方、朝青龍の問題行動に反省の色なし

  • Posted by: スポーツ.com
  • 2009年1月30日 10:31
  • 相撲

高砂親方、朝青龍の問題行動に反省の色なしより

 大相撲初場所千秋楽の"ガッツポーズ問題"など、品格を欠いた言動が目立つ横綱朝青龍(28)の師匠・高砂親方(53)=元大関朝潮=が29日、武蔵川理事長(60)=元横綱三重ノ海=から口頭で厳重注意を受けた。今後、品格が疑問視される言動をすれば理事会による厳重処分を科す最後通告にも、親方は朝青龍から理事長への直接謝罪を"拒否"。弟子が起こした数々の問題行動にも責任放棄の姿勢を見せた。

 協会トップから直接、最後通告を受けても、高砂親方に反省の色はなかった。この日午後2時すぎ、東京・両国国技館の理事長室を訪れた高砂親方は、武蔵川理事長、伊勢ノ海事業部長(元関脇藤ノ川)から約15分間にわたり厳重注意を受けると、その後で信じられない言葉を発した。

 部屋から出てきた親方を囲む報道陣が、「朝青龍を理事長に直接謝罪させるつもりはあるか」と質問。すると「そのつもりはない」。師匠としての責任放棄ともとれる発言が飛び出した。

 理事長からは初場所千秋楽の"ガッツポーズ問題"などについて、「厳しく注意した。次はないように。あったら大変なことになる」と、今後も朝青龍が問題行動を起こした場合、理事会で厳格な処分を科すことの最後通告を受けた。

 その直後は「力士として、横綱として、もう少し厳しく自覚を持たせないといけない」「千秋楽に注意しておけばよかった」「私自身、甘さがあって、私も反省しないといけない」としおらしい言葉を口にした高砂親方も、朝青龍の直接謝罪だけは最後まで"拒否"した。自らスカウトしてきた朝青龍に自分の番付を超えられ、「強いことが言えなくなった。責任回避の姿勢は、そんな師弟の力関係」と指摘する親方もいる。

 理事長は前日、「(朝青龍に)直接会って注意する」と話し、「謝罪拒否」はそんな協会トップへの"反旗"ともとられかねない。危機意識が欠如する高砂親方は、この日の相撲教習所卒業式でも失態を犯した。卒業証書の授与式で代読した親方は、証書に書かれた武蔵川理事長の「晃偉(あきひで)」の名前を読めず、しばし無言。「あきひで」と教えられ読み直したが、これを2度繰り返した。数時間前に厳しく注意された理事長の名を読めない体たらくに失笑がもれた。

 モンゴルへ帰国していた朝青龍は、30日に再来日する。今月3日の"09年けいこ始め"で武蔵川部屋へ出げいこに訪れ改心をアピールしたように、成田空港から直接、両国国技館の武蔵川理事長のもとへはせ参じるのか。それとも親方が話したように...。横綱としての品格が問われる、土俵外の大一番になりそうだ。

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