- 2009年3月 2日 10:43
- 相撲
<大相撲春場所>朝青龍が東 稀勢の里は関脇昇進...番付発表より
日本相撲協会は2日、大相撲春場所(3月15日初日・大阪府立体育会館)新番付を発表した。初場所で14勝1敗の優勝決定戦を制して23回目の賜杯を手にした朝青龍が昨年名古屋以来の東、敗れた白鵬が西に回った。
97年9月に「同位の場合は優勝力士を上位に番付編成をする」と改定。それ以来、相星で前場所地位が逆転したのは02年春の大関、栃東・千代大海以来で3度目。横綱では01年春の貴乃花・武蔵丸以来の逆転となった。
不振が続く大関陣は、途中休場の琴光喜が07年秋の昇進以来初のカド番。8勝と期待を裏切った日馬富士は西に回って大関2場所目を迎える。12回目のカド番を乗りきった魁皇は、幕内在位が高見山の97場所に次いで歴代2位の通算94場所となる。
注目は新関脇の稀勢の里。9場所務めた小結で5回勝ち越している。しかし、番付運に恵まれず、ようやく昇進。三役在位10場所目での新関脇は、昭和以降では出羽錦、高見山に並ぶ。遅い歩みながら、22歳が大関への道を開いた。東は3場所連続の把瑠都。2人の出世争いも見ものだ。
小結は同じ22歳の豪栄道が2場所ぶりに復帰。ベテラン・旭天鵬は、9回目の三役復帰を果たした。
新入幕は翔天狼。十両で2場所連続優勝しての幕内は久島海、雅山に次いで3人目。モンゴル出身幕内は13人目で、外国出身としては29人目となる。豊桜は8回目の入幕。
十両は、西筆頭が空席。座るはずだった若麒麟が、1月末に大麻所持で逮捕されて解雇となったため。新十両は幕下優勝した福岡改め隠岐の海(おきのうみ)1人だけで、八角部屋から9人目の関取誕生となった。【武藤久】
○...待望の関脇昇進を果たした稀勢の里は、大阪市内の鳴戸部屋宿舎で会見。「実感はないけれど、うれしいです」と、いつもの淡々とした表情を崩さなかった。
04年九州場所で新入幕を果たした際は18歳3カ月。昭和以降では元横綱・貴乃花に次ぐ年少記録だったが、三役昇進後はもたついた。師匠の鳴戸親方(元横綱・隆の里)も「持っている力をすれば、もっと早くても良かった」と苦笑する。
横綱、大関など上位陣に力を発揮しながら、下位に取りこぼすのが課題。大関の座を狙う位置に付け、「もっと体の力を付け、集中して頑張りたい」と意気込みを語った。
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